
夏休みと子ども食堂 ― 子どもたちの居場所になる食卓
2025年08月29日 20:29
池田真市(子ども食堂基金)
長い夏休み。子どもたちにとっては楽しみな時間ですが、一方で給食がなくなるため、家庭にとっては大きな負担の季節でもあります。「お昼ごはんをどうしよう」という声は少なくなく、栄養の偏りや孤食の心配も生まれます。そんな中で、子ども食堂が果たす役割はますます大きくなっています。
給食がない夏休みの現実
普段は学校給食に守られている子どもたちも、夏休みには家庭での食事が中心になります。共働きや一人親家庭では、昼食を用意する時間がとれず、簡単なもので済ませるケースも少なくありません。結果として孤食や栄養不足につながることが懸念されます。
夏休み限定の子ども食堂
こうした課題に応えるように、夏休みだけ開かれる子ども食堂が各地で増えています。冷や汁やカレーといった季節に合ったメニューを囲みながら、子どもたちは友達や地域の大人と楽しいひとときを過ごしています。そこには「お腹を満たす場」を超えた、「居場所」としての意味があります。
基金の想い
私たち「池田真市 子ども食堂基金」は、子どもたちが安心してごはんを食べ、誰かと笑い合える居場所を守りたいと願っています。特に長い休みにこそ、地域全体で子どもを見守り、支える仕組みが必要です。そのための応援を、これからも続けていきます。
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最後まで読んでくださりありがとうございます。
子どもたちに温かい食事と安心できる居場所を届けるために、
池田真市 子ども食堂基金 は活動しています。
👉 ご支援はこちら → https://ikeda-fund.jp/
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参考:
認定NPO法人むすびえ「全国の子ども食堂調査」2024年12月発表
地域新聞「夏休み特別ランチ食堂特集」2025年7月掲載