
食品ロスを「ありがとう」に変える子ども食堂
2025年08月30日 13:30
池田真市(子ども食堂基金)
まだ食べられるのに捨てられてしまう食品。日本では年間500万トンを超える食品ロスが発生しています。その一方で、食事に困る子どもたちも存在します。この二つの課題をつなぎ合わせる場として、子ども食堂の取り組みが広がっています。
深刻な食品ロスの現状
食品ロスの多くは家庭や事業者から生まれます。売れ残りや規格外、賞味期限の関係などが理由で、まだ食べられるものが捨てられてしまう現実があります。これは経済的な損失だけでなく、環境への負荷としても大きな問題です。
「もったいない」を「ありがとう」に
最近は、スーパーや外食チェーンが子ども食堂へ食材を提供する取り組みが増えています。たとえば、売れ残ったパンやお弁当が子どもたちの食卓に並ぶことで、廃棄されるはずだった食べ物が「ありがとう」という言葉に変わります。これは、企業と地域が協力することで初めて実現できる仕組みです。
基金の立場から
「もったいない」を「ありがとう」に変える循環は、子どもたちの栄養を守るだけでなく、社会全体を温かくします。私たち「池田真市 子ども食堂基金」も、この流れを広げていくことを大切にしています。企業や地域とつながりながら、持続可能な子ども支援に取り組んでいきます。
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最後まで読んでくださりありがとうございます。
子どもたちに温かい食事と安心できる居場所を届けるために、
池田真市 子ども食堂基金 は活動しています。
👉 ご支援はこちら → https://ikeda-fund.jp/
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参考:
農林水産省「食品ロス削減の現状」2025年6月発表
PR TIMES「餃子の王将、子ども食堂への累計100万食無償提供」2025年8月20日