この基金は、私、池田真市が立ち上げ、代表を務めています。
福岡在住。27年以上にわたりインターネット関連事業を続け、地域社会の発展に取り組んできました。
子どもだった自分が、多くの支援に支えられてきた過去を振り返る機会がありました。
これまでの人生で得た経験、そして人とのご縁に支えられて築いてきたものを、未来を担う子どもたちのために活かしたい。そんな想いから、子ども食堂支援を重点とした活動を始めたいと考え、2025年8月、公益財団法人パブリックリソース財団のオリジナル基金を設立いたしました。
ご寄付の使途は財団から定期的に報告を受け、本サイトで随時お知らせいたします。皆さまのご支援が、どのように子どもたちの未来につながっていくのか。ぜひ、今後の活動の歩みも見守っていただきたく思います。
私は子どもの頃、いじめを受けていました。同時に生活がとても苦しく、電気・ガス・水道が止まる日もありました。母はほとんど帰ってこず、父の帰宅も深夜だったため、家ではいつもひとりで過ごしていました。小学校の給食費も、ちゃんと払えていたのか分かりません。中学校には給食がなく、お弁当も用意できず、毎日パンだけを持って通っていました。
そんな生活ですから、修学旅行の積立金も払えていませんでした。どうしようもなく、参加を諦めかけたとき、祖父が「自分は行けなかったから」と旅費を出してくれました。みんなと“同じ”でいられたことが、どれだけありがたかったかを今でも思い出します。
食べるものがない日もあり、同級生のお母さんが夕食に呼んでくれたこともあります。さらに、学校のお弁当がパンだけだった私を見かねて、手作りのお弁当を作ってくださったこともありました。
招かれた食卓の温もり、分けてもらったご飯の味。
そのすべてが、今も心に深く刻まれています。
家族ではなく、親戚でもないのに支えてくれる存在は、私にとって心の支えでした。そして、「食べられた」ことが心を救ってくれました。あの頃の経験が、私の原点です。
つらい思いもしましたが、両親が、私のために必死に働いてくれていたことに感謝しています。また、高校1年のときに父を亡くしましたが、短い年月の中で注いでくれた愛情と教えは、今も深く心に残っています。
思えば、子どもだった私は、多くの人に助けられて生きてきました。あの頃の私を支えてくれた人たちのように、今度は私が子どもたちの「支え」になれたら……。そんな思いを“かたち”にしたのがこの基金です。
この基金は始まったばかりです。
実は昔から、子どもたちのために何かしたいという思いが、ずっと心の奥にありました。でも、日々の生活や仕事に追われる中で、その気持ちは長いあいだ眠ったままでした。
そんなある日、ふと気づいたのです。
考えているだけでは、子どもたちの状況も、自分も、何ひとつ変わりません。だからこそ、行動に移すことを決めました。けれど、仕事をやめるわけにはいきません。ここで稼ぎ出したお金を、子どもたちのために使いたいと思っているからです。
本業を続けながら、子どもたちを支えるには?
広く、確実に、支援を届けるには?
その答えが「基金設立」だと考えました。
基金の管理・運営は財団が責任を持ち、私は資金拠出と広報を通じて、現場で活動する団体と連携し、共に子どもたちの未来を支えていきます。
誰しも、食事をご馳走になったことがあると思います。
今度は私たちが子どもたちへ届ける番が来ています。
あなたからのご支援が、明日の食卓と笑顔を生み、子どもたちの未来をやさしく照らします。
当基金は、ロイヤル コペンハーゲンのコレクションを所持しております。1908年から2025年までのイヤープレート全118作品を揃えた、世界的にも稀少なコレクションです。
深いロイヤルブルーに雪景色が浮かび上がるプレートは、地域の文化センター、美術館、ホテルロビー、企業のCSRイベントなど、幅広いシーンでご活用いただける気品ある品。来場者の目を惹きつけ、SNSや口コミで話題になるような、心に残るひとときを演出します。
また、本コレクションのレンタル料金は、子ども支援に使われます。社会貢献を兼ねた展示会であることを、当団体からも発信させていただきます。
ご関心をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
本コレクションは唯一無二、と言い切れる希少性があります。
1. 稀少な全年度コンプリート
特に戦時中や初期作品は製造数が極めて少なく、完品現存はごくわずかです。
2. 歴史と文化を映すデザイン
毎年、その年の冬景色やクリスマス風習を描写。単なる芸術品ではなく、100年以上人々に愛され続ける文化資料を兼ねています。
3. 唯一無二の美術的価値
熟練職人が手作業で成形・絵付けした品で、作品ごとに異なる表情を持っています。
4. 再生産不可能な限定品
原盤は製造後に破棄されるため、同じデザインの再生産は不可能。時間の経過とともに価値が増していくコレクションです。
5. 格式あるブランドの知名度
ロイヤル コペンハーゲンは、デンマーク王室御用達。世界中の美術館にも所蔵され、歴史あるブランドとして広く知られています。
このコレクションは、基金の設立者・池田真市の所有物でもあります。20年以上かけて収集してきた品は、私にとって人生の記録であり、大切な宝物です。
けれど今は、その価値を社会に還元し、未来ある子どもたちの「食」を支える力に変えたいと考えています。そこで「池田真市 子ども食堂基金」充実のため、できることの一つとしてレンタルを始めました。
ロイヤル コペンハーゲン全作品を一堂にご覧いただける機会は極めて貴重です。歴史と美、そして社会貢献の想いを共有できる特別な体験を、ぜひご活用ください。
たとえば、このような場所への展示はいかがでしょうか?
●ホテルロビー
テーマはクリスマス! 冬の集客イベントに最適。SNS映えも。
●百貨店
来場者の滞在時間・回遊性が向上し、売上につながる導線に。
●文化施設・学校
地域イベントの中核になりうる希少性。歴史・アート教育の入口に。
文化教育・集客・子ども支援といった多くの目的を一度に達成できます。
●貸し出し先
美術館、ギャラリー、百貨店、ホテル、企業イベント、文化施設、教育機関等
●期間
応相談
●展示方法
壁面展示/ショーケース展示/特設ブースなど、提案可能
●レンタル料金
応相談
※収益は「池田真市 子ども食堂基金」への寄付となります。